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イールズ/エレクトロ ショック ブルース

中古CD屋さんで見つけました。銀行のサロン誌の音楽コーナーで紹介されたんです。レビューはしっかり読んでなかったのすが、ジャケットのイラストが印象的で覚えてました。
なんかフォーク的な感じを抱いていました。確かに音的にはそんなところもあるんですが、ちょっと違うぞ~。独特な音使いもされています。何となくドアーズっぽいかも。
eelsはE(本名マーク・オリヴァー エヴァレット)という名の殺伐とした環境で育った男のバンドで、周囲が薬物や病気でどんどんいなくなっていく中で結成されました。「人生は辛い、痛みを止めてくれよ、感じないですむように」でも「痛みを止めちゃいけない、痛みは喜びとともに人生の大切な部分だ」
みんな時々生活の中で何かにつまづいて辛い気持ちのとき「自分というものが存在する意味」を考えちゃうものですよね。程度や量の差はあるけど、どんなに成功してる人でも「なんで自分だけ・・・」そんな風に考えるときがあると思うんです。
どの曲もテーマは重く、詩も暗いんですが、「だからどうなんだい?」って風に彼が歌ってる気がします。そして「ここにある自分の人生は誰が面倒みるのかい?」・・・「それは自分だろ」だから「そろそろ生きるべき時じゃないかな」・・・って。
このアルバム、始めはちょっと暗くギスギスした音なんですが、だんだん清清しい牧歌的になっていきます。穏やかなものを感じます。
音楽っていいですよね。分厚い本を読むのもいいですが、音と詩の両方で(ジャケット入れたら目でも)体一杯感じられるんですから。