スティーリーダン

今風に言うと「ミクスチャー」という風に言えばいいのでしょうか?
スティーリーダンの音楽はジャズファンクというジャンルになるらしいですが、特別に「スティーリーダン」というジャンルを作ってもいいんじゃないかと思うぐらい、ジャズはもちろんロック、ソウル、ラテン、R&Bの要素が絶妙にブレンドされた彼らしかできないジャンルを形成しています。
ウイスキーが好きな人はわかるでしょうが、いろんなモルトウイスキーがうまくブレンドされ、なおかつ熟成され、すーっと喉を通っていく。でもブレンドされたモルトのそれぞれ個性を消さずにブレンドされているので、いろんな味と香が残っていてそれぞれが主張しあうのです。
だから昼間でも夜でもドライブでもBGMとして軽く聞き流すこともできるし、じっくり歌詞を読みながら味わってもいいんです。
こんな芸当は彼らしかできないのではないでしょうか。
さてこのアルバム、バンド形式で一発録り、そこにスタジオでオーバーダビングしていくというやり方でアナログレコーディングされたようで、集めたミュージシャンもさること彼らのテクニックもすごいもんです。ライブもうまいはずです。
「Everything Must Go」とは「全て清算するするしかない」という意味で閉店セールの煽り文句のようにつかわれるそうです。ジャケット写真も男が頭をかかえて腕時計がぎっしり入った鞄を開けて在庫処分している様子ですね。アルバムの中身はアメリカ社会を皮肉ってるらしいですが、このアルバムの発売が2003年、日本でもいろいろと清算されていかないとならない局面がありましたよね~。現在もですが・・・