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キャメル/ムーンマッドネス

秋の月がきれいな時期になると無性に聴きたくなるのがこの「ムーンマッドネス」です。
まずこのジャケット、恋人が月明かりの中で寄り添っている情景がなんとも幻想的です。昔から和洋問わず月というのは理性を失う魔性を秘めているとされていて、月のことを指すルナからルナチックとは「狂気の」という意味をもっているほどです。狼男も満月ですよね。
1曲目は「アリスティラス」ピター・パーデンスのキーボードによる短いインストロメンタルなんですが、この曲でグイっとその幻想的な世界に引きずりこまれてしまいます。僕としてはピーターの最高傑作ではないかなと思います。
2曲目の「ソング ウィズイン ア ソング」と6曲目の「エアー ボーン」は独特の浮遊間のある気持ちよい曲、今なら癒し系とでも言うのでしょうか。アンディー・ラティマーのややかすれたフルートが存在感あります。
3曲目の「コードチェンジ」はアンディー・ラティマーのギターが面白いように冴え渡ります。メローなフレーズあり、サンタナ風のフレーズありで楽しませてくれます。
4.5曲目の「スピリット オブ ザ ウォーター」「アナザー ナイト」はあまり上手くはありませんがアンディーの低いヴォーカルがある意味オカルトっぽくて、アルバムの雰囲気によくマッチしています。
そして最後7曲目がキャメルここにありという「ルナ シー」です。長い曲ですが、これぞプログレというべき叙事詩的な曲の構成であきさせません。
言い忘れましたが、全曲にわたりアンディー・ワードの正確なドラミングが支えてます。(ライブに2回いきましたがアンディー・ワードはどこからも手が出てくる千手観音のようでした。)
実は大学のとき、このジャケットと同じように月明かりの中で当時付き合っていた子と海辺で寄り添ったことがありました。そして月が理性を失わせて・・・
いただいたご質問・ご感想
投稿者 ホーキンス : 2006年10月09日 17:43
投稿者 ジュダンセ店長 : 2006年10月09日 18:26